三年と十ヶ月

震災後、新聞の俳壇・歌壇に多くの震災を詠んだ作品が並びました。

そして今現在、数は減ったのものの震災は進行形。
昨年秋からの俳壇・歌壇から目に付いた作品を。


フクシマはカタカナのまま野分けくる (9・8 高山市・直井照男)

ふくしまの棄民に真っ赤な月のぼる  (10・6 福島市・池田義弘)

鳴りやまぬ線量計そそくさと済ます墓参り大熊町の彼岸
                  (10・20 狭山市・黒後照) 

「閖上を忘れないでね」手を止めず鏡の中の美容師の言ふ
                  (10・27 仙台市 武藤敏子)

原発に追われたる無人の葛尾村信号青の一つ点もれる
                   (10・27 東京都・松崎哲夫)

福島へはもう戻れない富士山の見ゆるこの街にいつか慣れたり
                   (11・24 半杭蛍子)

鹿親子セシウム茸食ってゐる空砲打って危険知らせる
                   (11・24 前橋市・船戸菅男)

原発の賛否を表決する前に我が福島を歩いて欲しい
                   (12・14 いわき市・馬目弘平)


作品を読んでも福島の原発問題が大きく横たわっている現状が見てとれます。
先の見えない毎日に、先の見えない苦しさが伴います。
まだ何も進んでいない地区があることを心に留めて、黙祷。

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