漢字三千年

先日、多賀城の東北歴史博物館で開催されている
「漢字三千年 漢字の歴史と美」へ行ってきました。

漢字は殷や商の時代、占いに使った動物の骨に刻まれた甲骨文字に始まり
書体は青銅器・竹簡・木簡・布・紙といった書く材質や
筆などの筆記用具に応じて変化してきました。
古代漢字の篆書(てんしょ)から隷書(れいしょ)、草書、行書を経て
5世紀に完成した楷書に行きつきくのです。
そして面白いのは、新しい書体が出来ても古い書体が無くなるこなく共に残ったこと。
そのおかげで多彩な書が残されることになったのですね。

展示物は中国の一級文物(国宝級)がずらっと・・!
殷・商・周の時代の青銅器に刻まれた文字。
(「封神演義の時代だ~」とミーハー炸裂)
春秋・戦国時代になるとお金が生まれ、そこに刻まれた文字。
この時代は地方により文字にも地方色が出てきたそうです。
またこのころから細く削った竹に筆で文字を記すようになります。
中国の時代劇によく出てくる竹簡です。
書いた人によって字の大きさがまちまちだったり字と字の間が不規則だったり、
文字自体にも個性がありました。

各地でそれぞれに発展していた漢字をを統一したのが秦の始皇帝。
彼は様々な単位を統一したことで知られますが、文字も一つだったのですね。
この始皇帝の墳墓から発掘された兵馬俑にも文字が刻まれていました。
展示されていた兵馬俑には左胸に「不」の文字。
兵馬俑 兵馬俑「不」
(会場は写真撮影の許可がありました)
これは兵馬俑製作者の印で、苗字ではなく名なのだそうです。

兵馬俑にも私のミーハー心が騒ぎましたが、
一番「ひゃっほ~!」したのは漢代のお金。
五銖 銅銭
直径2.5センチ、五百円玉くらいの大きさです。
三国志の登場人物たちもこのお金を使っていたんだ~、と思うと
親近感を覚えてしまいます ←勝手です

後半の展示物は書の数々。
清の康熙帝・雍正帝・乾隆帝、三代の書。
歴史の授業で聞いた林則徐や李鴻章の書もありました。

日本で使われている平仮名やカタカナも元は漢字。
この先も記録文字として使われていくことでしょう。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

へい

Author:へい
近頃とみに記憶力が落ちてきた
おばさんの備忘録

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
カテゴリ
最新コメント
リンク
月別アーカイブ
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
読書備忘録